竹肥料とは
竹の里づくりを進めていくなかで、“竹肥料”というかつて聞いたことのない言葉をインターネットで見つけました。竹害と言われ、やっかいものの竹が肥料になる。竹林は、“竹に番傘”と言われるように、竹林を番傘で通れるぐらいに間引きを行なうことにより、太い竹の子が育つと言われます。間引きを行なうことにより切った竹を肥料として利用できれば、一挙両得です。私たちNKBはここに着目し、長政の竹を竹の子だけではなく、竹肥料も活用し、長政の活性化に利用しようと考えました。
ただ、竹林は個人の所有物です。竹林を整備し、竹を肥料化するためには、所有する方の理解が必要です。そこで、既に竹肥料を施肥している方や、竹肥料粉砕機のメーカーの方から長政住民の方に竹肥料の効果について説明を頂きました。荒川地区まちづくりの方にも参加を頂き、ご理解を頂きました。
竹肥料は竹林のみならず、野菜づくりや花、樹木にもその効果があるとされています。私たちNKBは自身でその効果があるかどうか試験施肥を重ねています。竹林における竹の子の育成や、野菜づくりにおいて、ナメクジがつかないことがわかってきました。